さて、二通りの方法を紹介しましょう。
1・Timidity++Driverを使う(簡単)
こちらの方法が簡単です。超簡単です。すこぶる勢いで簡単です。
まず、こちらのサイトからTimidity++の最新版をダウンロードしましょう。他のページでもTimidity++は配布されているようですが旧バージョンのものが多いので、ここなら確実に最新のTimidity++が落とせます。(多分)
ダウンロードし終えたら、さっそくファイルをクリックしてインストールを始めましょう。

(当然ですが、はじめにこんなウィンドウが表示されますね)
コンポーネントを選んでくださいという文章が表示されます。ここでTimidity++Driverという項目にチェックが入っていることを確認してください。

(コイツです)
Timidity++Driverに限らず、すべての項目にチェックを入れておくと良いでしょう。
インストール終了後には再起動が必要です。再起動が必要です。(大事なことなので二回言いました)インストールが終わり次第再起動を行ってください。
再起動終了後、Dominoを起動し環境設定の画面を表示します。するとMidiOutデバイスの項目の中にTimidity++Driverが追加されています。

(わーお)
おめでとうございます。これでSoundfontをDominoで使うことができます。別にDominoに限らずとも、他のMidiシーケンサーでも、ゲームのBGMにも使うことができます。
なお、注意していただきたい点は、Timidity++Driverで使われるSoundfontのコンフィグファイルはTimidityフォルダ内でもMuzixフォルダ内でもなく、Windowsフォルダ内であるということです。(OSによって違うかも)なので、コンフィグファイルの設定はそっちの方で行ってくだしあ。
2・twsyng.exeを使う(難しい)
こっちは地味にむずいです。面倒くさいです。説明も面倒くさいです。でもやります。頼まれてなくてもやります。
Timidity++のインストール手順については上記のとおり、ここでは割愛します。
つづいて、MidiYokeというソフト(?)をダウンロードします。(ここから)
さて、このMidiYokeもインストールするのですが、Vistaの場合管理者権限でしかインストールすることができません。なので右クリックから・・おぉっと!そうなんです、MidiYokeのインストーラーのアイコンを右クリックしても「管理者として実行(A)」の項目が出てこないわけですね。

というわけでVistaの場合はコマンドプロンプトからインストールをします。
コマンドプロンプトを右クリックし、管理者権限で起動してください。

コマンドプロンプトを開いたら、こんな感じでMidiYokeインストーラーのディレクトリを指定してやります。

ディレクトリを指定しやすいように、インストーラーをCドライブ直下などにおいておくと良いでしょう。
MidiYokeのインストールが完了したら、再起動してください。再起動してください。大事なことなので二回言いましたよ。
再起動が終わったら、Twsyng.exeのアイコンをダブルクリックしてください。すると、常駐アプリケーションのアイコンのところにこんなアイコンが表示されたと思います。

コイツを右クリックし、「設定」の項目をクリックし、シンセサイザのタブをクリックしてください。
適当にこんな感じでせっていしてやるといいです。

もう一度、アイコンをクリックして「シンセ開始」をクリックします。
そして、Dominoを起動し、環境設定を開いてこんな感じに設定します。

これで、twsyngからSoundfontの音が再生できるようになりました。Timidity++Driverと違い、コンフィグファイルを簡単に変更したり、ほかにもいろいろメリットがあります。
DTMなら後者の方が便利だろうけど、前者の鳴らし方でも十分だと思います。
3 件のコメント:
サウンドフォントを設定できました!
ありがとうございます!
お役に立てて光栄です!
こういう記事書いてくれるのってすごく嬉しいです。ありがとうございました。
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