2010年3月25日木曜日

規制反対派が気に入らないと

最近例の条例についてのことしか書いてないけれども、まぁそれだけ危機感を持っているというわけでして……。

規制に反対か賛成かに普通は二分されると思うのだけれども、なかには"どちらでもない"というよくわからない人がいる。ブログやツイッターを見ると、「たしかに危険な改正だとは思うけれど、規制反対派の人間が気に入らない」という意見を持っているように伺える。要するに「オタクが群がって団結感を燃やしている様子を見て嫌悪感を抱いている」ということみたいですね。
別に規制賛成派と同じ気持を抱けとか、一致団結しろだとか、そんなことは言わないけれど、少なくともそういう人たちはは自分が規制賛成派であることを自覚しなければならないと思う。反対しなければ絶対に通ってしまうわけですから、それは規制賛成派に加担していることと変わりません。
どうも、「自分はみんなと違う意見を持っている」という考えを抱いているように見えて仕方がないんです。別にそれで満足なら構わないんだけれども。ただ先述の通り、その人は規制推進派、つまり「アニメ・コミックなどは社会から排除されるべきである」という考えを抱いている人と同じであるわけですから、もしこの改正案が破棄されても、アニメやコミック、そしてそれに関わる創作活動を享受する権利はもちろんないでしょう。

規制推進派・中立派だと意識している人はもちろん、この条例に関して具体的に何もしていない人も同じだと思います。もし自分がこの条例の規制対象になっているものを享受していると自覚しているのなら、自分の問題だと思って何をするべきか考えるべきだと思いませんか?

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