2009年4月13日月曜日

DominoとMSP

Dominoを使って外部ホストからVSTiを鳴らすことがあるのですが、結構軽快に動作してくれます。MSP(MusicStudioProducer)はソフトから直接VSTiを読み込むことができますがそれがもう尋常じゃない重さで、XPでは未確認ですがVISTAではデュアルコアCPUでさえ歯が立たないという始末・・・。そんなMSPもやはり外部ホスト経由で読み込みさえすれば軽快にVSTiを使うことができます。

少し前まではMIDIにおいてはMSPはフリーで最強のMIDIシーケンサーだと謳われていましたが(多分)、最近ではDominoのほうを導入する方が多くなっているのではないかとおもいます。とはいっても、MIDIの最盛期は90年代で今はサーバー容量も大幅に多くなりMIDIの需要はなくなってきていますが(Microsoftの阿呆がVISTAでMIDIマッパーを隠したことからもわかるように)・・・。

おいらもMIDIシーケンサーはDominoを使っています。先日の記事でも書いたと思うのですが、スペック不足だと音がピアノ化けする傾向があるので・・・。(汗)それ以外にもDominoは色々とユーザーに親切な機能があり、ショートカットキーを自由に振り分けたり、コード入力支援なんて機能もついていたりします。カスタマイズ性もよく、作業画面を自分好みにカスタムすることができます。MSPでは有料版の登録をしないとMIDIポートをひとつまでしか利用することができませんが、Dominoでは無料で16ポートまで使用することができます。
MSPの大きな売りになっていたVSTiが読み込めるというのも、先述のとおり外部ホストを使えばDominoでも使うことができますし、寧ろそっちのほうが軽いです。

ただ、Dominoではピアノロールの打ち込みしかできないのに対し、MSPではピアノロール、スコア表示、イベントリスト表示ができることもあり、やはり打ち込みのしやすさにおいてはMSPのほうが勝ります。それに、Dominoでは装飾音符のつけかたがわからないので、どうしても表現したい装飾音符があるときはわざわざMSPを起動して編集をしたりしています・・・。(多分Dominoでもできるんだろうけど・・・。)

しかし、MSPは最終更新がおおよそ一年前で停止しているのに対し、Dominoは順調に1~3ヶ月毎をペースに今年の2月まで順調に更新が進んでいます。Vistaとの互換性も考慮すると、やはり将来性があるのはDominoのほうということになるかと・・・。
MSPは機能が膨大化しすぎてVista対応にするのが困難だと、開発者ご本人も仰っていた気があします。一応Vista正式対応ということになっていますが、動作の怪しいところは否めないのであります…。(とはいっても、正式対応前の頗る動作の重さに比べるとだいぶマシになりましたが)

MSPはDAWとしてはボーカロイドの存在も考慮すると需要があるかもしてませんが、MIDIシーケンサーとしてはDominoのほうがこれからもっともっと需要があるのではないかと思っています。
しかし、これも先述のとおり最近ではMIDIはツクール系のゲームなどではループさせるのが簡単で容量が低いこともあり広くBGMとして使われているものの、代音発音機能のないVistaのMSGSのの存在や、ゲームのBGMにoggやmp3が使われることが多くなっていることもあり、需要がなくなってきています。悲しいことですなぁ・・・。(´・ω・`)


ブログ更新のネタがないので、今日は適当にMidiシーケンサーについて書かせていただきました。そのうち曲なんか公開したいですね。

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